画像は1930年代に製造されたWESCO社製のEngineer Bootsです。
このEngineer BootsはWESCO社では39'sから現在に至るまで生産が続いているモデルであり、90's後期より"BOSS"という名称で呼ばれています。この画像のエンジニアブーツが製造された時代は第二次世界大戦が勃発、大戦中にはオレゴン州ポートランドで船の荷積みを行う労働者に愛用されていた様です。
現在の"BOSS"とはディテールは違えどしっかりと原型であると感じ取れると思います。ステッチであったり、ソフトトゥであったりと細かな違いはあれど、WESCOらしい独特の雰囲気が漂います(現在でもソフトトゥのオプションはあります)。
また、このブーツをもとに生み出されたのが"CYCLE BOSS"なのです。
←CYCLE BOSS
現行のエンジニアブーツである"BOSS"です。今回の”Boots model”はいつもと違った切り口で紹介してみました。また別の機会にじっくり"BOSS"について解説したいと思います。
←現在のスタンダードなBOSS